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ファイティングスピリッツ

芸能界歴十年以上の元音楽プロデューサーが日々の真実を独特の視点で斜めに斬るブログ。


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アルゼンチン経済の「奇跡の回復」の実態

平成23年10月24日毎日新聞に「アルゼンチン経済奇跡の回復」という記事が出ました。
10年前に破綻した国が急成長。ジェットコースターのような浮き沈みが、現代経済の象徴かもしれません。以下概要です。

輸出好調の背景には、02年に固定相場制から変動相場制へと移行し、国内通貨ペソが4分の1の通貨安になったことがある。政府の債務残高は10年末で1471億ドルあるが、債務不履行を宣言したため追加的な融資はほとんど受けられず、債務増加にはいたっていない。このため国際金融市場からは孤立し、結果的に08年の金融危機の影響はほとんど受けなかった。
 
アルゼンチンは過去何度も債務不履行をしている。だが、国際社会が必要とする穀物を生み出す肥沃(ひよく)な土地や、銅、金などの資源を産出する鉱山を豊富に抱え、経済活動は停滞していない。

これが根本的な問題解決を阻んでいる側面もある。

国際協力銀行ブエノスアイレス事務所のエコノミスト、ビクター・ペロイネ氏は「もし過去20年間、(中南米の優等生と呼ばれる)チリのように手堅い経済運営をしていたなら、我が国の経済規模は5倍になっていただろう」と指摘する。
 
体質改善を怠ったツケで、アルゼンチン経済が危機に陥る可能性はある。8月には穀物の国際価格が大幅下落。輸出市場ブラジル経済の減速と、実質23~35%に達するインフレが影響し、輸出に陰りが見え始めている。