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ファイティングスピリッツ

芸能界歴十年以上の元音楽プロデューサーが日々の真実を独特の視点で斜めに斬るブログ。


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現代のイスラエルは偽物である


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日本人のルーツは何なのか? よく上(のぼ)るテーマで、モンゴルだとか、朝鮮半島だとか、東南アジアだとか・・・それこそ、百人百葉の説が飛び交っています。その中に、日本人は実はユダヤ人で、古代ユダヤの「失われた十支族」の末裔だと言うものがあります。つまり、日本人とユダヤ(猶太)人はルーツを共有する民族だと言う説で、世に
「日猶同祖論」
と呼ばれています。なぜ、こんな突飛な説が出るのかと言うと、幾つかの傍証があるからなのです。例えば、
日本の神社は「内宮」(聖なる場所)と「外宮」(至聖所)とに分かれており、ユダヤの神殿構造と似ている。
イスラエルの神殿入口には「菊の紋章」があり、「鳥居」に似た石の門がある。
京都太秦(うずまさ)の「大辟(おおさけ)神社」の「大辟」とは「ダビデ」の事であり、それを祀(まつ)った秦氏氏族(はた:羽田,波多など)はユダヤ人の末裔であると言う。
「千年の都」として有名な「平安京」(京都)は、風水によって都市設計がなされたが、更にユダヤ教の秘儀「カッバーラ」に伝わる「アダムカドモン」を模して作られたと言う。
ダビデの星 伊勢神宮の参道沿いに並ぶ石灯籠には、現イスラエル国旗にも描かれている「ダビデの星」が刻まれている。又、伊勢神宮に奉安されている皇室の「三種の神器」の一つ、「八咫の神鏡」(やたのかがみ)にはヘブライ(ユダヤ)文字が刻まれており、これを公開しようとしたが為に、文部大臣・森有礼(もり-ありのり 1847-1889)は暗殺されたと言われている。更に、聖都イェルサレムのソロモン神殿から忽然と消え失せたと言う「聖櫃」(アーク:「モーゼの十戒」が刻まれた石版が納められており、想像を絶するパワーを秘めていると言われている)は、実は伊勢神宮奥深くに奉安されている共言われている。
門松 お正月には欠かせない「門松」は、ユダヤ教の秘儀「カッバーラ」に登場する「生命の木」を具現化した物であり、祭事の際に担がれる「御神輿」(おみこし)は「聖櫃」を模した物で、「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声はヘブライ語であると言う。
青森県三戸郡新郷村戸来(へらい:旧戸来村)には「キリストの墓」と言われる物があり、この地方に伝わる盆踊り歌の文句「ナニヤドヤラ、ナニヤドヤラ、ナニヤドナサレノ、ナニヤドラ」は、ヘブライ語で「おまえの聖名を賞(ほ)め讃(たた)えん。毛人を掃蕩して、おまえの聖名を賞め讃えん」の意味であると言う。更にこの地方にはユダヤの風習に似た習俗が伝わっている。
と言った具合で(その他にも沢山ある)、もし、これが「真実」だとすると、
極東の日本と中東のイスラエルは「兄弟国」
日章旗   イスラエル国

と言う訳です。まあ、確かに様々な傍証から、日本とユダヤには何らかの「関係」がある事は確かでしょう。「日猶同祖論」も「真実」なのかも知れません。しかし、私は敢えて唱えます。少なく共、日本と現在のイスラエルは「兄弟国」でも何でも無い・・・と。では、どうしてそうなのかについて、今回は書いてみたいと思います。
まず、確認しておきたい事があります。それは「ユダヤ人」についての「定義」です。まず第一に、「民族」(人種)としての「ユダヤ人」です。元々のユダヤ人はアラブ人と同じ「有色人種」です。ですから、キリスト教に「普及」した「肌の白い」イエス(キリスト)や聖母マリアは真っ赤な「ウソ」なのです(実際には「浅黒」かったらしい)。第二に、「ユダヤ教徒」としての「ユダヤ人」です。現在、「祖国」(イスラエル)へ帰還している「ユダヤ人」は、白人から黒人迄様々です。なぜ、「肌の色」が違う(つまりは、人種が違うと言う事)のに、同じ「ユダヤ人」なのか? それは、彼らが「ユダヤ教」の信者だからなのです。以上の様に、「民族」としてのユダヤ人と、「ユダヤ教徒」としてのユダヤ人があると言う事を頭の隅に入れて置いて下さい。それでは、いよいよ本題に入っていきましょう。
8世紀、カスピ海黒海の北岸一帯のとある国が国民総出で「ユダヤ教」に改宗しました。その国の名を「ハザール」(Khazaria)と言います。彼らは、6世紀から8世紀にかけて北アジアキルギス高原から南ロシア・キプチャク草原に至る広大な地)に覇を唱えた遊牧騎馬民族の帝国「突厥」(テュルク:「トルコ」の語源となった)の流れを汲むトルコ系遊牧騎馬民族でした。657年、東西に分裂した突厥の内の一つ、西突厥(葉護突厥:ヤブグ・テュルク)が滅亡した際、可汗(カガン:「皇帝」に相当)だった阿史那氏を自らの民族の可汗に迎え、7世紀初頭、国家を樹立しました。これが、「ハザール汗国」と呼ばれるものです。
10世紀初頭のハザール汗国
その後、ハザールは突厥以来の精強な軍事力で領土を拡大し、8世紀に最盛期を迎えます。しかし、ここで「ある決断」を迫られたのです。当時、ハザールは東にイスラム教を奉じるイスラム帝国(アラブ人)、西にキリスト教東方正教会)を奉じるビザンティン帝国東ローマ帝国)の、二大超大国と国境を接していました。そして、双方から自らの宗教(イスラム教とキリスト教)へ改宗するよう、迫られていたのです。しかし、これはハザールにとって大きなジレンマでした。
どちらへ改宗しても角が立つ!?
キリスト教に改宗すると・・・
ビザンツ
帝国 ハザール
汗国 VS イスラム
帝国
イスラム帝国を敵に回してしまう
イスラム教に改宗すると・・・
ビザンツ
帝国 VS ハザール
汗国 イスラム
帝国
ビザンツ帝国を敵に回してしまう
ビザンティン帝国イスラム帝国双方共、敵に回したくはないハザールは、結局、キリスト教でもなく、イスラム教でもない、第三の宗教「ユダヤ教」を「国教」として選択したのです。ご存じかとは思いますが、キリスト教イスラム教も根は同じで、ユダヤ教徒は「啓典の民」として差別される事は無かったのです。これで、ハザールも安泰かに思われたのですが、ビザンティン帝国の謀略やら、国内諸民族の紛争・国土の荒廃・経済基盤の崩壊によって9世紀には衰亡。10世紀に遂に国家が消滅し、ハザール人は各地へ離散してしまったのです。そして、この時、ヨーロッパに入ったハザール人改め新・「ユダヤ人」の内、ある者は「ヴェニスの商人」に代表される商業・金融の中核へ、又ある者は各国政界の中枢へと食い込んでいったのです。そして、迎えたのが20世紀・・・
第2次世界大戦が終結して間もない1948年、突如、パレスティナに一つの国家が樹立されました。その国の名を「イスラエル」と言います。その後、イスラエルアラブ諸国と幾度と無く戦火を交え(中東戦争)、聖都イェルサレムヨルダン川西岸・ガザ・南レバノンゴラン高原シナイ半島(後にエジプトに返還)と言った地域を占領しました。さて、ここで前述のハザール人が再び登場します。現イスラエル首相・ネタニヤフを見てもお分かりの様に、彼は明らかにコーカソイド(白色人種)-つまり、ハザール人です。聖書に登場し、バビロン捕囚に消えた「契約の民・ユダヤ人」では無いのです。そして重要な事は、現在のイスラエルを実際に動かしているのは彼らハザール人(偽ユダヤ人)だと言う事です。確かに、イスラエルには正真正銘のユダヤ人もいます。しかし、彼らはあくまでも「二等市民」でしか無いのです。その待遇は、非占領民であるパレスティナ人と何ら変わりが無いのです。富めるハザール、貧しいユダヤ人。これが現代イスラエル社会の「現実」なのです。
さて、それでは再び「日猶同祖論」です。改めて言いますが、日本と現在のイスラエルは「同祖」でも何でもありません。彼ら(ハザール人)は、「我々は聖書の時代以来、パレスティナの地に暮らしてきた『神々に選ばれた民』である。様々な艱難辛苦(かんなんしんく)の末に、再び国を持つ事が出来た」とユダヤ人を詐称し、日本人に対して「あなた方は『失われた十支族』の末裔だ。我々と祖先を同じくする民族だ」等と、「日猶同祖論」をタテにイスラエルへの支援を要請するでしょう。しかし、そんな世迷い言に乗ってはならないのです。本来のユダヤ人を「踏み台」にして国家を樹立し、ありもしなかったナチス・ドイツによる「ホロコースト」(ユダヤ人大量虐殺)をタテにドイツをはじめとする諸国から資金を搾取する「偽りのイスラエル」。もし、我々日本人が本当にユダヤ「失われた十支族」の末裔だとするならば、ハザール人にではなく、イスラエルにおいて二等市民の扱いを受けている本来のユダヤ人に、救いの手を差し伸べる事の方が重要だと思うのです。

 

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