読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ファイティングスピリッツ

芸能界歴十年以上の元音楽プロデューサーが日々の真実を独特の視点で斜めに斬るブログ。


スポンサーリンク

スーパー雑草に脅かされるアメリカの農地


スポンサーリンク

大量の除草剤を長年使用してきたアメリカの農地でとうとう除草剤が効かないスーパー雑草がはびこるようになり、作物の収穫の脅威になりだしています。

大量生産と大量消費を背景にした自然への介入、自然はコントロール可能と考える傲慢さ、そのしっぺ返しは大きなものになりそうだ。

アメリカの農場で急速に増殖している「スーパー雑草」問題は簡単には収束できないだろう、また農業従事者と政府は食料生産を保護する為には実行されている方法を変更する必要があるだろう、と5月10日に専門家は語った。

 「これは複雑な問題だ」と、ワシントンで開かれた除草剤に対する抵抗力をつけた雑草と戦うための雑草エキスパートの全国大会で、植物学者のデイビッド・ショウは語った。

 抵抗力を付けた雑草繁殖範囲は1200万エーカーに拡大しており、アメリカの南西部の重要な農業地帯とトウモロコシと大豆が育つ中西部に影響を与えている。

 多くの最悪の雑草の中には6フィートにもなり、作物の収穫を大きく損なわせるものがある。そういった雑草はグリコサート系の除草剤のラウンドアップやその他の通常の除草剤に対する耐性を付けてきた。

 モンサントラウンドアップは長い事うまくいっていた。農業従事者が農作業をしやすくなるようにモンサントが除草剤に耐えるよう開発した「ラウンドアップ順応型」作物の商業化と共にこれは広がっていった。

 しかし、今やスーパー雑草がラウンドアップに対する抵抗力を付け出したので、農業従事者はこの雑草にどう対処すべきか悩んでいる。

 「我々はこれに対処できる技術をもっていない。我々は基本に返らねばならない」と、ショウは語った。彼はアメリカ農務省と一緒になって雑草の耐性問題にどう向き合うかという問題を扱うタスクフォースの議長を務めている。

 何人かの農業従事者、農務省からきた専門家、農作物コンサルタントらが大会で自分たちの取り組みを語った。

 「これは我々の一番大きい問題だ」とアーカンサス州の農作物コンサルタントのチャック・ファーは語った。「これは毎日、どこでも問題となっている」と言うのだ。

 農務省の農学者で植物科学者のハロルド・コブルは、雑草の耐性問題を「ゲームチェンジャー」と呼び、農業従事者はもっと多様性を持って対応するべきだと語った。彼はあまりに多くの人々があまりにも長期にわたって化学製品に依存してきたと語った。

 農務省とアメリカ植物科学協会の共同レポートでは、「かなりの数の栽培者が適切な順向性除草剤耐性管理をしていない」と指摘している。そのような「偏った」除草剤の使用は、問題を年を重ねるごとに悪化させる、という。

 雑草に対処できるような何らかの新しい化学製品が市場に出回るには少なくとも20年は待たねばならないだろう、とコブルは語った。 

 多くの雑草の専門家は、少なくとも部分的に限定耕作に戻ることを推奨している。これは土壌浸食が進むので嫌がられている。何人かの専門家は、カバー作物の使用を推奨した。収穫後に肥料を土壌に加えながらそれを植えて雑草の成長を妨げるのだ。

 産業界も複合除草剤のメカニズムの使用を模索している。専門家は収穫時に雑草とその種を穀物と一緒に集める道具の利用を議論している。そうすれば雑草の種が取り除かれ根絶やしにできる。  

 短期的方法は農業従事者にとっては高価なものになるので、産業界の人々は政府か産業界で生産者を支援するなりインセンティブを設ける事を期待している。

 「損をし仕事の量も増える事を何でやらねばならないのか」とトウモロコシと大豆の生産者のスティーブ・スミスは言う。「これが生産者の声だ」と言う。

 スミスは、雑草の耐性を強めてしまうダウケミカルが提案している新しい除草剤に反対闘争をしているセーブ・アワー・クロップ連合のメンバーである。

 ダウケミカルは通常の2,4-D化学除草剤を改良した新しい除草剤の許可を得ようとしている。この除草剤は遺伝子変化された2,4-D耐性作物と一緒に売られる事になるものだ。

 批判する者たちはダウの製品は助けになるより害を及ぼすほうが多いと言っているが、ダウとその支援者はこれは少なくとも短期には解決策になる、と言っている。

 「我々は今すぐこの問題を解決する技術を必要としている」と、オハイオ州のトウモロコシ生産者のジョン・デイヴィスは語った。彼はダウが推奨する2,4-D関連製品を支援している。

 

広告を非表示にする